【初心者向け】株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう①

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

「プログラミングに興味があるけど、どんな勉強したらいいのかわからない」、「プログラミングの勉強をしても活用できることがない」とは思っていないでしょうか。

プログラミングの実用的な活用方法に株の自動売買があります。自動売買とは、プログラムを使用して市場の動きを分析し、自動的に取引を行う手法です。プログラムは事前に設定された条件に基づいて売買を行うため、感情に左右されず取引を行うことができます。

プログラミングの勉強を継続させるには、学ぶ目的を明確にする必要があります。株の自動売買のプログラミングは、学ぶ目的にもなりますし、聖杯とも呼ばれる理想的な投資手法や戦略を見つけることができるかもしれません。

当ブログでは、FinTechに関連したPythonのプログラミングを紹介しています。ご興味のある方は、是非参考にしてください。

Pythonで株の自動売買を始めよう

当ブログで扱うプログラミング言語はPythonです。Pythonはシンプルで読みやすいコードを書くことができ、多くの金融データ分析ライブラリが充実しています。そのため、初心者でも比較的簡単に株の自動売買システムを構築することができます。

Pythonで自動売買プログラムを自作すれば、次のような利点があります。

自作の利点
  • プログラミングスキルが身につく
    プログラミングスキルが身につけば、実務にも活用できたり、IT業界に就職できる可能性もあります。
  • 自由度の高い戦略を開発できる
    FX業者が提供しているような自動売買ツールとは違い、アイデア次第で様々な戦略でトレードすることができます。
  • AIを取引に活用できる
    PythonはAI関連のライブラリが充実しています。簡単な構文で自動売買にAIが実装できます。
mao
mao

一方で、学習コストがかかりますが、当ブログを参考にしてもらうことでプログラミング初心者でも自動売買プログラムを作成できるようになります。

自動売買プログラムの作成手順

「株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう」シリーズでは、この記事を含めると全7回にわたり、Pythonでのプログラミングの環境構築から実際に自動売買するまでを解説しています。

下記の記事を順番に進めてもらうと、株の自動売買プログラムをPythonで自作できるようになっています。各記事にはコピペで使えるサンプルコードを載せているので、ぜひチャレンジしてみてください。

Pythonの開発環境の用意

Pythonでプログラムを作成するには、自分のパソコンにプログラミングができる環境を用意する必要があります。

当ブログでは、Pythonに特化したPyCharmというIDE(統合開発環境)を使ってプログラミングをしています。IDE(統合開発環境)とは、ソフトウェア開発に必要なエディタやテストツールなどを一つにまとめたものです。

まだ開発環境を用意できていない方は、過去の記事で解説をしているので、次の記事を参考にしてください。

AnacondaとPyCharmのインストールして開発環境を構築【FXの自動売買プログラムをPythonで自作しよう②】 PyCharmの立ち上げからプログラムの実行までを解説【FXの自動売買プログラムをPythonで自作しよう③】

APIに対応した証券口座を開設

Pythonで株の自動売買をするためには、APIに対応した証券口座を開設する必要があります。

APIとは、「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」の略で、Pythonのプログラムで取引所の注文の操作ができるようになる仕組みです。これにより自動売買が可能になります。

国内で株取引のAPIを提供している主な証券会社は 株の自動売買をするためにauカブコム証券の口座を開設しよう【株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう②】

kabuステーション®の使い方の解説

auカブコム証券で株の自動売買は、kabuステーション®というソフトを介して行われます。

kabuステーション®とは、auカブコム証券が提供する高機能・高速トレーディングツールです。パソコン上で株価情報やニュース等を配信したり、国内現物株式、国内信用取引、米国株式、先物・オプション取引の発注機能を兼ね備えています。

kabuステーション®のインストール方法からkabuステーション®APIの使い方を解説してます。

kabuステーション®APIを利用するための初期設定をしよう【株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう③】 kabuステーション®APIの使い方を解説【株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう④】

自動売買プログラムの開発

以下の記事で、基本的な注文の出し方からシステムトレードの実装方法を解説してます。記事の内容が理解できれば、オリジナルの戦略を開発できるようになると思います。

kabuステーション®APIを使った簡単なロジックの自動売買プログラムの作り方【株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう⑤】 株の売買戦略を考えて、自動売買プログラムに実装【株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう⑥】 kabuステーション®を自動で起動して、ログインする方法【株の自動売買プログラムをPythonで自作しよう⑦】

プログラミングが初めての方の勉強法について

当ブログでは、Pythonの経験が浅い方でもつまずきにくいようにサンプルコードを載せています。

しかし、プログラミングが初めての方は、すぐに内容を理解することは難しいかもしれません。そのような場合は、Pythonの基本的な使い方から勉強を始める必要があります。

次の記事でPythonの勉強方法について解説しているので、ぜひご覧ください。

おわりに

Pythonを使った株の自動売買は、初心者でも始めやすい魅力的なプログラミングの勉強方法です。まずはシンプルな戦略から始め、徐々に高度な戦略に挑戦してみてください。自ら戦略を考えることでプログラミングのスキルも身に付くはずです。

なお、株は常に運用リスクが伴います。投資の実行は必ずご自身の責任で判断されるようお願い致します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。