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プログラミングをしていると、避けられないのがエラーの発生です。
初心者のうちは、エラーの意味が分からず手が止まってしまうことも多いですよね。
そんなときに強い味方になるのが、ChatGPTなどのAIチャットツールです。
ChatGPTを使えば、学習効率を大きく上げることができます。
しかし、エラーの原因を正しく伝えなければ的確なアドバイスをもらえないこともあります。
この記事では、ChatGPTを使ってPythonのエラーを効率よく解決する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
ChatGPTはエラーの「相談相手」として優秀!

ChatGPTは、自然な言葉で質問できるAIツールです。コードのバグ修正やエラーメッセージの解釈、エラーの解決方法を提案してくれます。
例えば、以下のようなことができます。
- エラー文をコピペして原因を聞く
- コード全体を貼り付けてレビューしてもらう
- どう書けばいいかわからない時のコードの提案
ただし、うまく使うには正しい伝え方が大切です。
ChatGPTでエラーを相談する時のポイント

まずはChatGPTに「pythonのエラーの対処方法を教えて」と依頼しましょう。Pythonエラー対処方法というスレッドができるので、エラーの対処方法を教えてもらうことができます。

エラーメッセージをそのまま貼り付ける
次にエラーメッセージをそのまま貼り付けてみましょう。ChatGPTが対処方法を提案してくれます。

エラーメッセージをそのまま貼ることで、ChatGPTが正確に状況を把握できます。
コードの該当部分を一緒に貼る
エラーだけでは情報が足りない場合は、コードの前後を一緒に載せるのがポイントです。
例えば、次のように質問をします。
Pandasを使ってCSVファイルを読み込んでいますが、以下のエラーが出ます。
NameError: name 'df' is not defined
以下が該当コードです。
data = pd.read_csv('data.csv')
df.plot()
このように「エラー内容」「コード」をまとめて伝えると、ChatGPTが正確に判断してくれます。
何をしたかったのか目的を書く
エラーを解決するには「どうなれば成功か」をChatGPTに伝えるのが大事です。
例えば、「CSVから読み込んだデータでグラフを表示したいです」というように具体的に指示をします。
目的が明確だと、ChatGPTはより適切な修正コードを提案してくれます。
よくあるエラーと解決方法
SyntaxError(文法エラー)
SyntaxErrorは、コードの構文や書き方が間違っていることを示すエラーです。Pythonでは、コードが実行される前に構文チェックが行われるため、文法的な問題がある場合は即座にエラーが表示されます。このエラーが発生するとプログラムの実行は停止するので修正が必要です。
エラーの解決方法は、エラーメッセージを確認し、指摘された行や周辺コードを修正します。
IndentationError(インデントのミス)
IndentationErrorは、コードのインデント(文章の行頭に空白)が不適切な場合に発生するエラーです。Pythonではインデントがコードブロックを定義するため、インデントの不一致や欠如があるとプログラムは実行されません。
Pythonでは、4つのスペースを使用することが推奨されています。エラーメッセージには問題箇所が示されるので、その行や周辺コードを確認します。
TypeError(不適切な型のオブジェクト)
TypeErrorは、不適切な型のオブジェクトを操作しようとした際に発生するエラーです。
例えば、 整数と文字列を足し算するような異なるデータ型の間で不適切な演算を行った場合に発生します。
result = "Hello" + 123 # エラー発生
解決方法は、データの型を確認して、異なる型同士の操作が必要な場合は、型変換を行います。
まとめ
ChatGPTはエラー解決の強い味方です。ChatGPTを使えば、エラーに悩んで時間を無駄にすることなく、学習効率を大きく上げることができます。
エラーでつまずいたときは、以下の3点セットでChatGPTに質問しましょう!
- エラーメッセージ
- 関連コード(前後も含めて)
- やりたいこと(目的)
どんどん質問してエラー解決力を高めていきましょう!